結城市男女共同参画宣言都市 20周年記念シンポジウム

「ダイバーシティのその先へ ~だれもが輝く結城の未来~」

皆様 こんにちは。

今日は弊社代表の佐藤がコーディネーターとして
関わったイベントについてレポートさせていただきます。

今回 開催されたシンポジウムは、
参加者全員が積極的に参加できるよう、
リアルタイムで会場の声を拾い、
それをシェアする取り組みを行いました。

参加者からの意見や質問を即座に反映させ、
講演やパネルディスカッションの中で活かしていくことで。
参加者はより深くテーマに関わり
自分の意見や考えをシェアすることが可能になりました。

これにより、主催者側からの一方通行ではなく、
参加者全員で創り上げる一体感が得られたと思います。
活気ある議論の様子に満足いただけたことが
アンケートからも伝わって参りました。


また、シンポジウム前半には
フリージャーナリストの浜田敬子氏による
特別講演にて、日本国内はもちろん、
世界各国での豊富な事例を交え、
女性活躍推進のためのヒントを示してくださいました。

そして シンポジウム終盤、一人の女性から質問が寄せられました。
都内にお勤めのその方は、
専門職として初の女性管理職に就任したものの、
周囲からのやっかみの声に悩んでいて、
「これらの声にどう対処したらよいか?」というものでした。

浜田氏は、この状況に対して非常に鋭いアドバイスを送りました。

それはあなたの仕事ではない」と切り出し、
これまで、男性たちは『透明な下駄』を履いてきたのです。
その『透明な下駄』を外す動きが今、進んでいる。
そう捉えると良い。

この言葉に、女性参加者は納得し、
気持ちが軽くなったと笑顔で答え、帰られる姿が印象的でした。

浜田氏のアドバイスは、
現実の課題に向き合う勇気を与え
参加者一人ひとりが持つ力を信じる重要性
再確認させてくれたと感じます。


「差別や偏見を取り払う」という言葉は、
学校の授業やセミナー、今回のようなイベントで
考え触れる機会を経験してきた人も増えてきています。
しかし、ひとたび日常生活に戻ると、
さっきまでの意識が薄れてしまいがちです。

男女共同参画を実践として理解するためには、
まず「考える時間」を過ぎた後も 行動に移すことが大切です。
例えば、日常生活の中で使っている言葉や行動に、
無意識に偏見がないか?
振り返り、身近な人と話してみる、
自分なりに改善する、などがあげられるかと思います。

◇女性は料理がうまいから毎日夕飯を作ってほしい

◇男性は車に詳しいからエンジンオイルの交換時期を見てほしい

◇女の子なんだから虫よりお花のハンカチにしたら?

◇男の子はお部屋で遊ぶより寒くてもお外で鬼ごっこしておいで。


性別に基づいた役割分担を無意識に期待してしまうことは
まだまだ日常の中に転がっていると感じます。

それらを再認識し 実際の行動に落とし込むことで、より理解が深まり、
男女共同参画社会がより身近なものとして感じられるようになるのではないでしょうか。

小さなことからでも社会が少しずつ良い方向へ変わっていくことを願っています。

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この記事を書いた人

小山市在住、二児の母。好きな食べ物はラーメン、お寿司、キムチ鍋。学生時代は書道部で隷書を専攻。

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